【 06年06月25日 】ピザ屋の利益

ピザに使う食材には色々なものが使われている。

100近いアイテムを仕入れている。今まで一つ一つ試食し、ピザに合う物を選択して来た。価格面での折り合いも重要であるのだが、半額で売るからと言ってお粗末な、安かろう悪かろう的な食材を使用するわけにはいかない。他社のピザ屋と比べても引けをとらない物で、むしろ他社よりも高くて良い物を使っている物もある

ピザを作るための費用、つまり原価費。他社ピザ屋ではピザの金額に対し20%〜22%の費用をかけている。我が社では36.5%もの費用を使っているので他社よりも利益は少ないものになる。世の中のピザ屋は平均でピザ一枚2350円でお客さまに売っているが、はっきりいってこれはボッタクリだと感じる。たしかに普通にピザ屋を開いて赤字にならないためには、これぐらいの価格で売らなければならないであろう。

半額と銘打って安くピザを売ってきた我が社。

他社と比べて安く売っても利益を多く出すシステムを確立して来たわけであるが近年では狂牛病、鳥インフルエンザ、石油の高騰と仕入れが昔に比べ難しくなって来た。特に石油の高騰により魚介類、チーズなどが値上がりを続けている。飲食店にとっては何とも商売のしにくい時代であろうか。

7月より1000円引きを始めるにあたり、他のピザ屋にはまねできない、また新たな利益確保システムを確立する必要がありそうだ。