【 06年07月16日 】新しい営業状態

半額を廃止して半月がたった。売上の流れは計算通りではあるが先月以前に比べてお店が静かな営業となり店長及びアルバイトは物足りなさを感じているようだ。

今までは忙しいとアルバイトは「忙しくて疲れた!」と愚痴をこぼしていたが今は「暇すぎてシフトを削られた〜。」「休憩ばかりだ。」と正反対の愚痴をこぼす。

これからますます店長の的確なシフト作成が行われて、ますますアルバイトはシフトに入れなくなるであろう。これも全て想定内の現象ではあるが、アルバイトに申し訳ないという気持ちもある。他のピザ屋はどうであろうか?ピ○ーラ、ピザ○ットは時給が高いから稼げるだろうとアルバイト達は考えるだろうが現実はそうでもないらしい。平日で10枚以下しか売れない店舗が沢山あり、アルバイトは、うちの半分くらいの人数で営業しておりシフトに入っても終始休憩状態で注文が入ったらタイムカードを押す状態らしい。

一カ月で考えると時給が安くても、うちの方が稼げるということだ。

しかし半額をやめた今、我が社も同じような形態になってしまう可能性もある。会社としては注文が減っても値上げしたことにより利益の確保は十分できるが、アルバイトの収入を考えると、このままで良いとは思わない。

自分もアルバイトをしていた人間なので良くわかる。利益を出すためだけであればピザ屋をやめて違う業種に変えてやっていく自信もある。けれども、安くておいしいピザをお客様に提供しアルバイトに楽しく稼げる場所を提供するということに地域貢献という重要な意味があると思う。

かと言って半額に戻すということは今のところ考えてはいない。また人手不足という状況に陥り営業が困難になることは目に見えている。まだ半月しか経っていない状況なのでこのまま暇な状態が続くとは考えていない。8,9月を経て冬が訪れる頃には今よりも活気の出る営業ができるようになるであろう。

1000円引きに変わりお客様は買い控えをしている状況であるが他社ピザ屋に比べれば、まだまだコストパフォーマンスで引けを取らないので、お客様は我慢できずに戻ってくるであろう。今は我慢の時である。