【 06年10月01日 】不安と期待

今日から新メニューがスタートだ。

今回のキャンペーンピザは「ノースハーベスト」だ。

最近はやりのホワイトソースベースのピザであるが、今回の開発は時間がなかった事と開発に頭を使わなかったことが原因でいまいちなできである。

しかもカレー味のピザは長年の経験で、あまり売れないこともあげられる。

今回のポイントはピザではなくサイドメニューにある。

1000円引きを始めて4カ月目となるが、私がシュミレートした動向とほぼ予想通りの営業状態である。しかし不安要素であったピザ単価(一人のお客様が購入してくれる平均の売上)が低いことが現実問題として浮彫りになった。そのため、今回はその軌道修正として

「6つのお得」のキャンペーンを行うことにした。

注文数が増えてしまうと、またアルバイトが不足してしまうことになる。だったら一人のお客様が今までより多くお金を払ってくれる状態を作り出せばよいわけだ。計算では注文1件に対して100円多く買い物をしてくれる状態で十分である。そうなることによって人件費が大幅にさがる計算になる。たった100円である。この100円の上げ幅が積み重なれば大きな利益を生むことになる。

それを現実にするためには何が必要か?

まずは店長がこの戦略の意図を再確認し、どのようなアイディアを出すかと、どのようなアクションを起こすかである。

次にアルバイトが電話でのオペレーションにおいてサイドメニューをおすすめして、いかにプラス100円を実現できるかであろう。

これから年末にかけてサイドメニューの注文が自然に増えてくると思うが、それに輪をかけて更にピザ単価を上げていく努力をしていけるかがキーポイントとなるであろう。

10月からお客様の動き、店長の働き、アルバイトの働きが楽しみであり、同時に不安であるが、なんとなく、店長もアルバイトもがんばってくれるような予感がする…。