【 06年12月03日 】携帯選択

携帯電話の番号ポータビリティーが始まった。各社、色々な手を打って顧客数獲得に躍起しているがユーザーの動きはどうであろうか。

auが一人勝ちしているようであるが、それもうなずける。世間では携帯といえドコモというイメージが強い。バックボーンがもともと国営のNTTなので宣伝力とマスコミを使ったことでシェア率は現在まで1位である。しかし、システムの性能をみるとauの方が圧倒的に優れている。

ホームページを作成するには『HTML』という言語を使うのであるがドコモ、au、ソフトバンクフォンでは微妙に命令するプログラムに違いがある。要はサイトを表示するための機能が違うのだ。

このアルバイトシフトのサイトや企画物のサイトを作るに当たってもauが一番作りやすい。ドコモ、ソフトバンクフォンではできないこともauなら可能ということが多いのだ。au限定ならもっと面白い企画が作成できる。

この『HTML』の仕様を3社ともauの仕様に変更して3社とも共通にして欲しいものだ。この考えは私だけでなく世間のサイト作成者共通の思いであろう。
世の中のユーザーがすべてauに機種変してくれれば解決するのだが…。

auはその他にも電波の入り具合も他2社と比べてみても良好だし、添付メールの扱いも優れている。
携帯ショップの定員にも「機種変するにもauが一番簡単に行えるしシステムが優れている。」と聞かされた。

ソフトバンクフォンは最近に参入してきた。低金額で世間を驚かせているがニュースでご存じのように裏があるのだ。ソフトバンクはパソコンのインターネット接続でも『Yahoo BB』という低価格なプランを行い、加入者を一気に集めたが、その後のアフターサービスやサポートが悪くて世間からひんしゅくを買ってしまった。サプライズ的な要素で最初は注目を集めるが、蓋を開けてみると「?」ということが多い会社だ。

そういう優れた一面に気づき始めた8万人のユーザーがauに乗り換えているのであろう。

もちろん私はauを使用している。まだ携帯が普及する前からの付き合いであり、その当時はauではなく『IDO』という会社名であった。

こんなことを書くのは別にauからお金をもらっている訳ではない。システムの評価として公平に私なりにジャッジしたものだ。

現在使っている携帯を、もし他社に乗り換えることを考えているならば私の意見を参考にしてくれたら幸いである。